読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容

学習内容 

幽界 について




イエスの教えである、「シルバーバーチの霊訓」が明らかにした人間についての真実は、人間は肉体を携えた霊的存在であり、本来のすみかは死後の世界(霊界)であるということです。スピリチュアリズムによって明らかにされた、人間の死後のゆくえについて、スピリチュアリズム普及会発行の「500に及ぶあの世からの現地報告」から、今回は「幽界」で過ごす意味について学びました。

(1)スピリチュアリズムの死後世界観の概要



(2)人間は死後 幽界で一定の期間生活をする

人間は死を自覚すると、最初の過渡的な死後の世界である幽界に入っていきます。幽界は、霊界の最下層にあり、自分の欲望が何でもかなう世界です。滞在期間は人によって異なります。何百年もの間、幽界に留まる霊もいますが、やがて欲望が何でもかなう幽界での生活に飽きるようになり、肉的、物質的欲望を捨て去るようになります。霊的本性(霊的に成長したい)が目覚め、霊的なものを求めるようになると、人間の本来の住処である霊界に移動します。幽界での生活の目的は、地上的意識、地上臭を拭い去り、霊的に純化することです。



(3)幽界での生活は、永遠の人生における過渡的な期間 … 霊の証言より

死の直後を迎えた、テリー・スミスに対する、ガイドの助言
人間も死後生き続ける存在なのです。今、あなたは地上人生に引き続いて、こちらでも生きています。そのうちあなたはご自分の生命がこれからもずっと続くことに気がつかれるでしょう。いわゆる“死んだ”というだけで人生が終わるわけではないことが分かるようになるでしょう。死ぬことによって、また別の人生が始まるのです。当面は、それについてはあまり心配しないでください。別の言葉で言えば、あなたは永遠に生き続けるということです。あなたには、今の世界や境遇にうんざりする時がやってきます。その時、結果的にはあなたは、ここで学ぶべきものはもう何もない、と思うようになります。そしてもっと別の経験をしたい、と思うようになるのです。それからより高い世界へ行くようになります。そこでこれまでの世界では経験することのできなかったさまざまな新しい体験をし、多くのことを学ぶようになるのです。

「500に及ぶあの世からの現地報告」より

                  

結婚を直前にして急死した男性が、地上の婚約者だった女性へ送ってきた教訓
人間は死ぬと、自分自身の天国や地獄を創るようになります。天国や地獄というのは、地上時代の生き方で作られる意識の状態のことです。こちらの住まいや庭は地上と何ひとつ変わりません。衣服もそうです。大学や美術館やコンサートホールのある町もあります。こちらの花々はとても美しいです。ここではお金は全く必要ないし、もし何か食べたいものがあれば自由に食べることができます。しかし本当は、こちらでは物を食べる必要はありません。また自分の意識ひとつで自由に移動できます。自分が学びたいと思うことは何でも学ぶことができます。また多くの動物や鳥たちもいます。こちらの世界で、人々を結び付ける唯一の絆は“愛”です。最終的に人間は誰でも成長し、より高い世界へ移って行くようになります

「500に及ぶあの世からの現地報告」より

                  

❒  読書会の感想

今日は「500に及ぶあの世からの現地報告」を学びました。ピエロ霊の通信より、「500に及ぶあの世からの現地報告」が、霊界と地上の調和がなければ、なしえない霊界通信だったことが分かります。幽界から霊界へと進んでいく死後の世界。そして死んでもあの世で生き続け、成長し続けるという霊的真理が分かりました。少しでも多くの人々に真理が広まることを祈るばかりです。

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