読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容

学習内容 

1シルバーバーチが語る「真実のイエス」
2「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
 (2) スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像
 (スピリチュアリズム普及会制作のビデオで学習)




1シルバーバーチが語る「真実のイエス」
シルバーバーチが人類史上初めて明らかにした「イエスの実像」… 3つのポイント

ポイント① イエスは神ではなく、私たちと同じ人間である

イエスは、大霊が定めた“自然法則”― すべての人間がこの地上界へ誕生するに際して支配をうける法則に従って誕生しています。いかなる人間も、大霊の自然法則の関与なしに地上界へ生まれ、そこで生活し、霊界へと旅立つことはできません。

『シルバーバーチの 教え・上 』P138/5~7



ポイント② イエスはスピリチュアリズム運動の最高責任者・総指揮官である

私は何度となく(イエスに)お会いしております。イエスは“父”の右に座っておられ るのではありません。(中略)イエスは進化せる高級霊の一人です。地上人類の手の届 かないほど誇張され、神格化された、縁遠い存在ではありません。すぐに手の届くとこ ろで、あなた方がスピリチュアリズムと呼んでおられるこの真理普及の指揮をなさって おられるのです。(中略)私たちが実際にお会いし、そして激励の言葉をいただいてい るのが、実在の高級霊、かつて地上で“ナザレ人イエスと呼ばれていた方なのです

『霊性進化の道しるべ』P65 後1行目~P66 後3行目



ポイント③  イエスは、全人類にとって生き方の手本である

シルバーバーチは、「信仰の対象は、神と神がつくった摂理」であることを強調しています

(イエスは)自分だけが超然とした位につくようなことは臨んではおられません。人類と共にあることを願っておられるのです。イエスは人間としての生き方の手本を示しているのであり、それは誰にでも実行できることなのです。イエスをそんなに高いところへ祭り上げてしまったなら、誰も付いていくことはできません。それではイエスの地上人生は無駄になってしまいます。

『教え・下』P124 9~13行目



 2「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」
(2) スピリチュアリズムによる地球人類救済計画の全体像…ビデオ学習

唯物主義(物質中心主義)は、その本質自体が貪欲、強欲、自分第一主義に根差しています。同じ天体上に住んでいながら、自分以外の者への思いやりも気遣いも考えず、ひたすら自分の快楽と蓄財に励みます。敵対関係、戦争、怨恨 ― こうしたものを生み出すのは唯物主義です。物質が全てである、死は全ての終わりである、だったら自分の思うままに生きて何が悪い、という論法です。こうした自己中心の考え方が地上界に暗黒と困難、闘争と暴力と憎み合いを生み出すのです。

『新たなる啓示』P180/2

多くの人は霊的なこと (神・死後の世界・人間の本質は霊・肉体の死後も人間は霊界で生きていくなど)に無知であるため、「地上世界がすべて、人間も死ねば終わり」だと思っています。そのため、お金や物を多く持つことで、幸せになろうとする「物質的価値観、物質的幸福感」に支配されています。霊的無知から派生した「物質中心主義・利己主義」が地上のさまざまな悲劇を引き起こしています。イエスを中心とする霊界の高級霊団は、悲劇の根本原因である「霊的無知」から人類を解放するために、「霊的真理」を地上に降ろしてくれました。イエスが興した“地球人類救済計画”は、スピリチュアリズム運動として、霊的真理による一人ひとりの救いと、神を共通の親とする霊的同胞世界の確立を目指しています。2021年にイエスが地上再臨を果たし、地上は霊的新時代を迎え、地球人類救済計画は、イエスの直接指揮のもと、これからさらに勢いを増していきます。人類が最大の恩恵を受けるこの時期に、私たちスピリチュアリストは、より多くの人が神の真理(イエスの教えであるシルバーバーチの霊訓)を手にし、霊的成長(本当の救い)への第一歩を歩み出すことができるように、イエスの道具として精一杯働いてまいりましょう!




❒  読書会の感想

日々ニュースで見聞きするのは、戦争や犯罪や環境破壊など暗い内容ばかりですが、それらの問題の根本原因が「霊的無知」の一言に集約されることがよくわかりました。人々を霊的に導くはずの宗教がこれまで失敗してきたことの責任は大変重いと思いました。そして幸いにも一足先に霊的真理を知った私たちが、人々の「霊的無知」を「霊的知」に変えていくことの責任の重大さも同時に感じました。

Top ⇧