読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容

学習内容 

「スピリチュアリズム(シルバーバーチ)の思想の枠組み」を、もう一度復習しました




スピリチュアリズム(シルバーバーチ)の思想の枠組みについて

スピリチュアリズムは19世紀の半ば、イエスが地球人類救済計画を地上に展開するために起こした運動です。イエスの教え(霊的真理)は『シルバーバーチの霊訓』にすべて示されています。その霊的真理を正しく理解し、正しく実践していくことで人類は霊的成長をし、本当の救いに至ることができるようになります。しかし、霊界からもたらされた霊的真理・霊的知識は膨大で多岐にわたっているため、霊的真理を整理して理解することが重要です。今回スピリチュアリズムの本質を知り、霊的真理を総合的、体系的に理解し、真理の重要ポイントを的確に把握するために、スピリチュアリズム普及会によって体系化された“スピリチュアリズム(シルバーバーチ)の思想の枠組み”(大樹の絵にたとえた図解で)を学習しました。


(1)スピリチュアリズムの本質―スピリチュアリズムとは?

① 救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 ― 定義
 ・霊界主導の地球人類救済計画
 ・霊的真理による地球人類の救い

 

② 宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 ― 定義
 ・霊界主導の人類史上、最大の宗教革命
 ・霊的真理による地球上、最大の宗教革命

(2)スピリチュアリズムの思想体系[1] [Ⅱ] [Ⅲ]
    ―膨大な霊的真理を3つの方向から把握する

◆思想体系 [1] ― 人間が今後たどっていく道筋にそって、真理を整理 … 時間軸
人間「人間観」 地上人生「人生観」 死「死生観」 死後の世界「死後世界観」 再生「再生観」
※人間はどのような状態(構造)で、どのような運命をたどっていくのかを示しています。

◆ 思想体系 [Ⅱ] ― 人間を取り巻く世界を中心に真理を整理 … 水平軸
 ・神「神観」神の摂理「摂理観」
 ・霊界「霊的世界観」
 ・地上世界「地上世界観」
 ※私たち人間は、3つの世界に囲まれて生きています。

◆思想体系 [Ⅲ] ― 人間の霊的成長とそのための実践を中心に真理を整理 … 実践軸
※「霊的成長」を達成するための生き方について示しています。
 人間が地上に生まれてきたのは、霊的成長をするためです。

霊的成長のための実践項目
 ・霊優位、霊主肉従の努力
 ・利他愛の実践
 ・苦しみの甘受
 ・その他の実践項目(祈り・瞑想・伝道・霊性教育など)

3つの思想体系は、どれも「人間」が出発点であり「人間」が中心になっています。それは、人間に関する真実を異なる3つの方向から眺め、人間に関する真実を最も深いところから明らかにしたものです。3つの思想体系によって地上人類は初めて、自分たち人間がどのような存在なのかを知ることができるようになりました。
5000年前の人間も、今生きている私たちも、5000年後の人間も同じ要素で構成され、たどる運命も同じです。いつの時代も人間は、神と霊界、地上世界に囲まれて生きています。どれだけ文明が進歩したとしても、地上人生の目的は霊的成長です。そして霊的成長を達成するための生き方は、時代や国に関係なくずっと同じなのです。
『シルバーバーチの霊訓』と、それを体系化した『スピリチュアリズムの思想体系』をセットで学んで初めて、イエスの教えである『シルバーバーチの霊訓』の本当の価値が理解できるようになります。そしてその理解の上に、日常生活で真理の正しい実践を積み上げていけば、イエスが人類に与えようとした、霊的成長のための生き方ができるのです。霊的成長こそ、神が人間に与えようとしている本当の救いです。それは唯一スピリチュアリズムの信仰実践によって可能になるのです。まず自らが『シルバーバーチの霊訓』とその思想体系を深く理解し、信仰実践を積み重ねる生き方を通して、イエスの教えを地上で体現していきましょう!そしてイエスの地上の道具として、霊的真理を時期の来た人に伝えていきましょう!

❒  読書会の感想

今日の学習は、「スピリチュアリズム思想の大樹」についてでした。今まで何年もかけて学習してきたことは、この「大樹」のように、広く深いものだと認識しました。「小枝の知識が血や肉となり、霊的真理の全体が自分の中に染みわたる瞬間が近づいてくる」その時を引き寄せるように、実践していくことが大事だと思いました。また、今この場にいられることは、素晴らしいことだとあらためて思います。

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