sシルバーバーチの言葉

シルバーバーチの霊訓

❏ シルバーバーチの言葉

12月のテーマ「 霊界と地上人との関係 」から
霊界から個人に向けてのよい働きかけ(2)― 背後霊
霊界から個人に向けての悪い働きかけ ― 低級霊・邪悪霊
善悪どちらの霊の働きかけを受けるのか? 決めるのは人間自身
それぞれに関する言葉を取り上げています。

③よい働きかけ (2)― 背後霊

〈1〉
Q ― 指導霊たちは、人類の進歩に関わる運動(スピリチュアリズム)に働きかけているのでしょうか?

A ― 物質界の進歩のために役立つ仕事をしている人々には、それに拍車をかけて発展させようとする霊団が援助します。善を志向する努力が、無駄になることは決してありません。人類を向上させたいと願っている人、人類への奉仕を切望する人、大霊の子供たちの苦しみを取り除くために戦っている人の背後には常に多くの霊が待機しているのです。

『教え・下』P190/4~9



〈2〉
Q ― 指導霊はすべての国で、さまざまな分野に働きかけているのでしょうか?

A ― はい、そうです。しかし、試行錯誤の中で何とか継続しているというのが実情です。その原因は、せっかく目星をつけた道具(霊能者)がどこまでこちらの期待に応えてくれるかは、前もって判断できないからです。最後の段階で堕落して使いものにならず、何十年にもわたる努力が水の泡となることがあります。今この時も、物質界の至るところでこちらからの反応に応えてくれる
人間を見い出し、霊界からの影響力を及ぼそうと働きかけている霊が大勢いるのです。

『教え・下』P189/8~P190/3

④ 悪い働きかけ ― 低級霊・邪悪霊

〈3〉死んで霊界へ来た人は、地上にいた時と少しも変わりません。肉体を捨てたというだけのことです。個性は少しも変わっていません。性格はまったく一緒です。習性も特質も性癖も個性も、地上時代そのままです。利己的だった人は、相変わらず利己的です。貪欲だった人は、相変わらず貪欲です。無知だった人は、相変わらず無知のままです。悩みを抱いていた人は、相変わらず悩んでおります。少なくとも霊的覚醒が起きるまではそうです。    

『地上人類への最高の福音』P189/1~6 

⑤ 善悪どちらの霊の働きかけを受けるのか? 決めるのは人間自身

〈4〉憑依というと一方的に霊の側に責任があると考えがちですが、実際は地上の人間に原因があることを知らないといけません。憑依されるような条件を用意しているのは人間の方なのです。調和のとれた生活、正しい心がけと奉仕の精神にあふれた生活、我を張らず、欲張らず、独りよがりにならない生活を心がけていれば、憑依現象は絶対に起きません。               

『教え・下』P212/3~7




〈5〉類は類を呼ぶといいます。あなたの動機が真面目なものであれば、つまり常に最高のものを求め、邪心をもたず、利己的な下心がなければ、親和力の作用そのものが、同じような霊を引き寄せます。またそこには危険性もないことになります。要するにあなたから出ている雰囲気が異質なものを近づけなくするわけです。

『霊的新時代の到来』P45/5~8




〈6〉霊界からの働きかけを受け入れやすいときもあれば、恐怖心・悩み・心配等の念に心がとらわれて壁をつくり、彼らが近づくことを困難にするときもあります。悲しみの涙に暮れていると、その涙であなたを愛する霊たちを遠くへ押しやってしまいます。穏やかな心・安らかな気持ち・希望と信念と自信に満ちた明るい雰囲気に包まれているときには、大勢の霊が寄ってくることを実感するようになります。

『教え・下』P18/9~最後




〈7〉心に邪(よこしま)なものさえなければ、善なるものしか近づけません。善性の支配するところには善なるものしか存在し得ないからです。こちらの世界から近づくのも大霊の使徒のみです。あなた方は何一つ恐れるものはありません。あなた方を包み、あなた方を支え、あなた方に霊感を吹き込まんとする力は、宇宙の大霊からくる力にほかならないのです。その力は、いかなる試練においても、いかなる苦難においても、あなた方の支えとなります。

 『霊的新時代の到来』P67/11~16

11月のテーマ「 霊界と地上人との関係 」から
「 霊界から人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動 」と、「 守護霊 」に関する言葉を取り上げています。

霊界から人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動

〈1〉 一時的にインスピレーションがあふれ出たことはありますが、長続きしていません。このたびのコミュニケーションは組織的であり、協調的であり、管理・監督が行き届いており、規律があります。一大計画の一部として行われており、その計画の推進は、皆さんの想像も及ばないほどの協調体制で行われております。背後の組織は途方もなく巨大であり、細かいところまで見事な配慮がなされております。すべてに計画性があります。そうした計画のもとに霊界の扉が開かれたのです。このたび開かれた扉は二度と閉じられることはありません。  

『福音』P103/2~9

霊界から人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動

見た目には混乱が生じているようであっても、地上に真理が広まることによって神の意図が具現化し、調和と平和が訪れるようになります。こうしたことを申し上げるのは、あなた方に、地上に真理を広めるための壮大な計画の一端を知ってもらい、私たち霊界の者がこうして物質の世界へ戻って来たのは、それを推進するためであることを理解していただきたいからです。そして今回の地上生活を終えるまでに、あなた方一人ひとりに果たさなければならない役割があることを知っていただきたいのです。

『教え・上』P47/後2~P48/4

霊界から人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動

大審議会では数カ月間の仕事を見直し、新たな計画を作成し、指導霊の一人ひとりに役割が与えられます。私たちは大きな励ましを得て心を鼓舞され、再び各自の使命を果たすために地上近くへ降りていきます。私は皆さん方の援助によって力を与えられ、地上人類が少しでも大霊に近づくことができるように努力しているのです。

『教え・下』P45/後1~P46/3

霊界から人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動

しかし忘れないでいただきたいのは、皆さん方のような地上での道具がなくては、わたしたちも何も為し得ないということです。皆さんはわたしたちに闘いのための武具を供給してくださっているようなものなのです。皆さんの力をお借りする以外に地上には頼りにすべき手だてが何もないのです。喜んでわたしたちに身をゆだねてくださる人以外に、道具とすべきものが無いのです。
その道具が多すぎて困るということは決してありません。こちらの世界では、使用に耐えられる人物の出現を今か今かと待ちうけている霊がいくらでもいるのです。わたしたちの方から皆さんを待ち望んでいるのです。皆さんがわたしたちを待ち望んでいるのではありません。地上への降下を待ち望んでいる霊力には、その表現形式が無数にあります。種類も様式もおびただしい数があり、さらには、用意された通路に合わせて形態を変えます。
もっともっと多くの人材――これがわたしたちの大きな叫びです。いつでも自我を滅却する用意のできた、勇気と誠意と率直さにあふれた男女――霊力がふんだんに地上世界へ降下して人生を大霊の意図された通りに豊かさと美しさと光輝にあふれたものにするためならいかなる犠牲をも厭わない人材がほしいのです。
わたしたちの仕事は、人生意気に感ず、の気概なくしては出来ない仕事です。その仕事の尊厳に誇りを覚えて全身全霊を打ち込むようでなくては成就できません。

『霊性進化の道しるべ』P115/3~P116/4

霊界から個人に向けてのよい働きかけ(1)― 守護霊

いついかなる時も、あなたの身のまわりには見えざる存在がいてあなたを導き、守護し、あなたの存在価値を最大限に発揮させるべく働きかけているということです。一人ぼっちでいることは決してありません。見捨てられることは絶対にありません。

『地上人類への最高の福音』P40/5~8

霊界から個人に向けてのよい働きかけ(1)― 守護霊

スピリチュアリズムを知ったことによって生じる一ばん大きな違いは、自分が一人ぼっちでいることが絶対にない、ということを知ったことです。いつどこにいても、霊の世界からの愛と友情と親愛の念を受けているということです。最善をつくしている時には、かならず霊界からの導きの力が加わっていること、あなたの持っているものから最善のものを引き出し、あなたの人生から最高のものを学び取ってくれるようにと願っている、友愛と親切心と協調精神に満ちた霊が身近に存在してくれているということです。このことがスピリチュアリズムがもたらしてくれる、一ばん有り難いことです。

『地上人類への最高の福音』P87/8~P88/2

10月のテーマ「霊界の実態」から「人間以外の霊的存在者 天使・妖精」に関する言葉を取り上げています。

物質界の体験をもたない霊界の存在者( 天使・妖精 )について

Q ー 私たちのように地球という物質界に誕生してくる霊とは別に、まったく物的体験 を持たない霊がいるのはなぜでしょうか。

A ー この宇宙には、物的身体による体験を持たない高級霊の界層が存在します。そういう種類の霊にしかできない宇宙経綸の仕事があるのです。一度も地上の人間のような形態をもったことのない高級霊です。その界層での成長にとって地上的顕現は不必要なのです。居ながらにして高級霊で、宇宙の上層部に所属しています。“ 光り輝く存在 ”と言うのがそれです。現実にそういう存在がいます。   

『 新たなる啓示 』P124/1~8

物質界の体験をもたない霊界の存在者( 天使・妖精 )について

生命というものは無限ですから、無限の形態で顕現しております。人間的存在だけではありません。物質に宿ったことのない高等な存在もいます。さらに原始霊といって、人間よりは進化の程度は低いのですが、やはり生命力を持った存在がいます。これも無数の分野 ─ 植物・動物・鉱物・花、その他 ─ の自然法則の運用に貢献しております。物的現象の背後をご覧になれば、大自然の摂理が見事に重なり合いながら、完ぺきな調和と協調関係が保たれていることがお分かりになります。

『 最後の啓示 』P179/後3~P180/7

堕天使サタン( 悪魔 )の存在について

悪魔も、人間がこしらえたもの以外には存在しません。

『 霊的新時代の到来 』P77/5~6

堕天使サタン( 悪魔 )の存在について

Q ー 悪魔はキリスト教が生み出したのでしょう?

A ー そうです。自分たちからみて悪と思えるものを何とか片付けるためにはそういうものを発明しなければならなかったのです。

『 シルバーバーチの霊訓 』(5) P154/5~7

イエスについて

ナザレのイエスは、そんな目的のために降誕したのではありません。人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りて来たのです。

『 シルバーバ―チの教え・上 』P152/3~5

イエスについて

しかし、それにも増してわたしは、その大審議会を主宰される、かつて地上で“ ナザレ人イエス”と呼ばれた人物が、わたしたちの業績に逐一通じておられるお言葉を述べられ、新たな力、新たな希望、新たなビジョン、新たな目的をもって邁進するようにと励ましてくださる時のそのお姿、そのお声、その偉大なる愛を、願わくば皆さんにも拝し、聞き、そして感じ取らせてあげられればと思うのですが、それができないのが残念です。もとよりそれはキリスト教によって神の座に祭り上げられているイエスではありません。数知れない霊を通して人類に働きかけておられる一個の偉大なる霊なのです。

『 霊性進化の道しるべ 』P244/9~P245/2

9月のテーマ「霊的世界観」の「霊界の実態」に関する言葉を取り上げています。
       霊界の実態……霊界の実際の様子、地上世界とどのように違うのか?

霊界での生活( 地上世界との根本的な違い )

肉体の牢獄から解放され、望む所へは自由に行け、心で考えたことが形を取って眼前に現れ、好きなことにいくらでも専念でき、お金の心配がない……こうした霊界の生活と比べることができるものは、地上には存在しません。

「教え・上」 P184/後7 ~ 10

霊界での生活( 地上世界との根本的な違い )

霊界における以心伝心の素晴らしさは、ぎこちない地上の言語ではとても表現できません。心に思うことが霊の言語であり、それが電光石火の速さで表現されるのです。

「教え・上」 P185/後4 ~ 2

霊界での生活( 地上世界との根本的な違い )

一瞬のうちに世界中を駆けめぐり、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか? 

「教え・上」 P186/後3 ~ 2

霊界での生活( 地上世界との根本的な違い )

そこでは地上で通用した仮面や偽装のすべてが剥ぎ取られ、魂の正体が素っ裸にされ長所と短所とがすべての人に知れてしまうのです。真価が知れてしまい、虚偽が存在せず、不公平が見当たらない世界、そういう世界からわたしは来ているのです。

「道しるべ」 P117/後3 ~ 1

霊界の宗教

私たちが忠誠を尽くすのは、一つの教義ではなく、一冊の書物でもなく、一つの建造物でもなく、生命の大霊とその永遠なる摂理です。

「教え・上」 P41/6 ~ 7

霊的成長至上主義

人間は霊的に成長することを目的として地上に生まれてくるのです。成長また成長と、どこまでも成長の連続です。それは地上だけでなく、こちらへ来てからも同じです。

「教え・下」 P121/7~9

7月のテーマ「霊的世界観」の「霊界の実態」に関する言葉を取り上げています。
霊界の実態……霊界の実際の様子、地上世界とどのように違うのか?

界層世界と霊的グループに関する内容

霊の世界は一つです。しかし、その表現形態は無限です

「教え・上」 P199/1

界層世界と霊的グループに関する内容

あなたはそうした霊的本性に合った世界へ赴くのです。特別の使命がないかぎり、それより低い世界へは行きたいとは思いません。が、それより高い世界へは、行きたくても行けません。その時に発揮しているバイブレーションより高いものは発揮できないからです。そういう次第ですから、結局は霊的成長度と霊的能力において同等の人たちと交わることになるわけです。

「福音」 P29/後2 ~ P30/3

界層世界と霊的グループに関する内容

生活上で交わる相手が同格の霊性を身につけた者に限られるということです。絶対誤 ることのない霊的親和力の法則によって自然にそう収まるのです。

「福音」 P30/後3 ~ 最後

大霊(神)の摂理(利他愛)が霊界全体の支配者に関する内容

こちらの世界には地上で言うような支配者はいません。霊界の支配者とは唯一、自然法則すなわち「大霊の摂理」だけです。

「教え・上」 P192/4~6

大霊(神)の摂理(利他愛)が霊界全体の支配者に関する内容

心で思ったことがすぐさま人に知られてしまうのです。原因に対する結果が、地上よりはるかに速く出ます。したがって醜い心(利己的思い)を抱くと、それが瞬時に容貌全体に表れて、霊的に低くなってしまいます。

「教え・上」 P191/後5 ~ 2

6月のテーマ「霊的世界観」の一つ目「霊界の本質」に関する言葉を取り上げています。



霊界は人間にとって、本来 ( メイン ) の生活の場所 …… 永遠の住処

種子が暗い土の中に埋められるのは、養分を摂取して発芽後の成長に備えるためです。それと同じく、人間の生命の種子が物質界という暗黒の世界に生まれてくるのは、霊界へ戻ってからの進化に備えて地上生活での体験を積むためです。

『教え・上』 P160/6~8

霊界は人間にとって、本来 ( メイン ) の生活の場所 …… 永遠の住処

みんな目に見えないものは存在しないと思っているからです。このことを知らないために、地上では多くの悲しみが生じております。理解すれば“死”を悲しまなくなります。死ぬことは悲劇ではないからです。あとに残された家族にとっては悲劇となることはあっても、死んだ本人にとっては、少しも悲しいことではありません。新しい世界への誕生なのです。まったく新しい生活の場へ向上していくことなのですから。

『到来』P279/後3~P280/3

人間は、霊界と地上世界の両方にわたって存在している。

あなた自身は気がつかなくても、あなたは今わたしの世界である霊界にいるのと同じことです。生命のあらゆる側面が一つに融合しているのです。仕切り線というようなものはありません。その中に物的な側面と霊的な側面とが存在し、同じ場所で融合しているのです。

『福音』 P33/後3~P34/1

上人は死後全員、霊界に入って新しい生活を始めるようになる。

いちばん残念に思うのは、やるべきことをやらないで終わったことです。あなたもこちらへお出でになればわかります。きちんと成し遂げたこと、やるべきだったのに怠ったこと、そうしたことがすべてわかります。逃してしまったチャンスがいくつもあったことを知って後悔するのです。

『教え・下』 P109/1~4

地上人は死後全員、霊界に入って新しい生活を始めるようになる。

そのうちあなたも、地上人生を明確な視野のもとに見つめ直す時がまいります。その時、苦難こそ最も大切な教訓を教えてくれていること、もしもあの時あれだけ苦しまなかったら、悟りは得られなかったであろうことを、しみじみと実感なさいます。

『福音』 P48/後4~2

5月のテーマ「シルバーバーチの交霊会」の舞台裏”シルバーバーチの視点”に関する言葉を取り上げています。

シルバーバーチの言葉

私は、他の同僚と同じように、さる筋から物質圏での仕事の要請を受けました。そ の仕事というのは、自分たちの住む地球もろとも破滅へ追いやることばかりをしている人類を救済することでした。

『シルバーバーチの教え・上』 P30/7~9

シルバーバーチの言葉

私にとっての最大の問題は、物理的心霊現象を演出するか、それとも教えを説く、つまり霊的真理を説くか、この二つのどちらを選ぶかということでした。そして私は、あえて困難な後者を選びました。

『シルバーバーチの教え・上』 P24/8~10

4月のテーマ「シルバーバーチの霊訓は高級霊団の叡智」に関する言葉を取り上げています。

シルバーバーチの言葉

もっとも、皆さんからシルバーバーチと呼ばれているこのわたしがお届けするのは、高級界の無限の叡智のホンの一かけらにすぎません。皆さんがさらに進化なされば、わたしよりさらに偉大な霊がより高い知識と叡智を届けてくれることでしょう。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P196/ 後から3~1

シルバーバーチの言葉

わたし個人は取るに足らぬ存在です。また、わたし個人として求めるものは何一つありません。私はただ霊的メッセージをお届けに来ているだけです。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P37/後から7~5

シルバーバーチの言葉

魂の受け入れ準備がすべてに優先するということです。魂がその真理を理解できる段階まで成長した時にはじめて、その真理の方からやってくるのであり、それまでは得たいと思っても得られないということです。受け入れるだけの態勢ができ上がっていないからです。

『スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ』 P87/後から7~5

3月のテーマ「人間の霊的成長に関するさまざまな摂理」に関する言葉を取り上げています。

霊優位 ( 霊主肉従 )の法則

人間には大霊の分霊が宿っていますが、同時に動物的進化の名残も留めています。人間の進化向上は、動物性を抑え、神性を発揮することによってなされるものなのです。動物性をむき出しにすると、戦争や紛争や殺し合いなどが起こります。反対に内面の神性を輝かせ互いに助け合うようになれば、平和と調和と豊かさがもたらされます。

『 シルバーバーチの教え 下 』 P58/後4 ~ P59/1

自由意思の法則

私たちは、大霊の摂理をお教えしようとしているのです。それによってあなた方は、摂理と調和した生活が可能になります。もちろん自由意思が与えられていますから、摂理に従うか否かはあなた方の選択に任されています。一個人であろうと集団であろうと同じことです。

『 シルバーバーチの教え 上 』 P105/5 ~ 8

自由意思の法則

すべての人間に自由意思が与えられています。ただしそれは、大霊が定めた摂理の範囲内で行使しなければなりません。摂理は大霊の愛から造られたものであり、子供たちのすべてを平等に支配しています。それを変えることは誰にもできません。あなた方は、摂理の範囲内で自由であるということです。

『 シルバーバーチの教え 下 』 P125/後から2 ~ P126/2

因果の法則

摂理に逆らった生き方をする人は、一人の人間であろうと大勢の集団であろうと、民族であろうと国家であろうと、いつかはその代償を払わなければなりません。摂理の働きが完璧であることはいつも説いている通りです。その働きは人間の目には見えないかもしれませんが、原因と結果は常に連鎖しています。摂理がそのようになっているからです。何度も述べてきたことですが、それを改めて説くのは大霊の摂理がすべてだからです。

『 シルバーバーチの教え 上 』 P104/後から3 ~ P105/3

償い ( カルマ清算 ) の法則

私に言えることは、いかなる過ちも必ず正さなくてはならないということです。もし地上 で正さなかったなら、こちらへ来てから正さなくてはなりません。

『 シルバーバーチの教え 下 』 P126/5 ~ 6

償い ( カルマ清算 ) の法則

“罪を犯した”という事実は変えられません。神の摂理に照らしてその歪みを正すまでは、罪はそのまま残っています。それが大霊の摂理なのです。

『 シルバーバーチの教え 下 』 P134/4 ~ 6

自己責任の法則

悪行が招いた結果から逃れることはできません。間違いは正さなければなりません。告白によって罪を消し去ることができると思うのは、自分に対するごまかしにすぎないのです。蒔いた種は自分で刈り取らなければなりません。それが神の摂理なのです。

『 シルバーバーチの教え 下 』 P132/後から1 ~ P133/3

自己責任の法則

あなたの行為が招いた結果を代わりに背負ってあげられる人はいません。あなたのすること考えることの一つ一つにあなた自身が責任を取らねばなりません。

『 シルバーバーチの霊訓11』 P90/8 ~ 10

代価 ( 自己犠牲 ) の法則

もう一つ別の摂理をお教えしましょう。それは何の代価も支払わずに入手できるものは、この地上界には何ひとつないということです。代価を支払わずに霊的能力を開発することはできませんし、魂の富を蓄えることもできません。霊的成長をおろそかにして金儲けにうつつを抜かしていると、そちらの世界では金持ちと言われても、こちらの世界では哀れな貧しい魂になってしまいます。

『シルバーバーチの教え 上 』 P94/後から3 ~ P95/2

両極性の法則

地上生活には、時として辛さと絶望、痛みと悲惨さがともないますが、そのすべてが魂にとって永遠の旅路に向かうための準備なのです。暗黒と光、陰と日向といった対照的なものも、実は一個の統一体の反映に過ぎません。陰なくしては光もあり得ず、光りなくしては陰もあり得ません。それと同じで、困難は魂が向上するための階段です。困難・障害・ハンディキャップ ― こうしたものは魂の試練なのです。それを克服したとき、魂はより強くなり、より純粋になり、より充実し深くなり、いっそう進化するようになるのです。無限の可能性を秘めた魂の潜在能力が、困難も苦痛もなく、陰も悲しみも悩みも悲惨さもなしに発現すると思われますか。発現するはずはありません。悲哀の極みを舐め尽くして初めて、魂の奥底からの喜びが味わえるのです。生命の階段を低く下りるほど、それだけ高く上がれるのです。地上人生の陰と思える体験を重ねるほど、日向の喜びがひとしお身に沁みるようになるのです。すべてのことが霊性進化の肥やしになります。

『 シルバーバーチの教え 上 』 P109/7 ~ P110/4

※「利他性の法則」については「シルバーバーチの霊訓1」の6章と8章を参考になさってください。

2月のテーマ「摂理としての神」に関する言葉を取り上げています。

摂理としての神ー2月17日

私たちは、大霊( 神 )とは何かを明らかにしようとしていますが、それは摂理を通して大霊を明らかにすることにほかなりません。私たちは、大霊の摂理をお教えしようとしているのです。

『教え上』P105 4~6

摂理としての神ー2月17日

物的世界は、他のすべての世界と同じく、絶対不変の摂理によって支配されております。その摂理は無限の過去から存在していましたし、これからも無窮の未来まで存在し続けます。予期しなかった事情が生じて改めざるを得なくなることはありません。これまでの摂理では間に合わない新たな事態が生じるということも絶対にありません。その作用は完璧であり、停止することも、無効になることもありません。無限の知性によって考案されたものだからです。

『シルバーバーチの霊訓 11』 P89 5~9

摂理としての神ー2月17日

教義による束縛は地上世界の苦痛のタネの一つです。伝染病や不健康より厄介です。病気による身体上の苦痛よりはるかにタチが悪いものです。なぜなら、それは魂の病だからです。霊に目隠しをしてしまうのです。にもかかわらず、大霊の息のかかった叡智が無限にあるというのに人間の浅知恵がこしらえた教義にしがみつこうとする人がいます。

『霊性進化の道しるべ』 P135 7~11

摂理としての神ー2月17日

驚異に満ちたこの宇宙が、かつて一度たりともしくじりを犯したことのない摂理によって支配され、規制され、維持されているのです。その摂理の働きは、一度たりとも間違いを犯したことがないのです。変更になったこともありません。廃止されて別のものと置きかえられたこともありません。いま存在する自然法則はかつても存在し、これからも未来永劫に存在し続けます。なぜなら、完璧な構想のもとに、全能の力によって生み出されたものだからです。宇宙のどこでもよろしい、よく観察すれば、雄大なものから極小のものまで、ありとあらゆる相が自然の法則によって生かされ、動かされ、規則正しくコントロールされていることがお分かりになります。途方もなく巨大な星雲を見ても、極微の生命を調べても、あるいは変転きわまりない大自然のパノラマに目を向けても、さらには小鳥・樹木・花・海・山川・湖のどれ一つ取ってみても、ちょうど地球が地軸を中心に回転することによって季節のめぐりが生じているように、すべての相とのつながりを考慮した法則によって統制されていることがわかります。種子を蒔けば芽が出る―この、いつの時代にも変わらない摂理こそ、大霊の働きの典型です。大霊は絶対にしくじったことはありません。あなた方が見放さないかぎり、大霊は決してあなた方を見放しません。わたしは、大霊の子すべてに、そういう視野をもっていただきたいのです。

『霊的新時代の到来』 P199/3 ~ P200/3

神と人間の関係の大原則ー2月17日

大霊による直接の関与などというものは絶対にありません。

『霊的新時代の到来』P46/10

神と人間の関係の大原則ー2月17日

すべての人間すべての事柄が自然の摂理によって規制されております。それには手落ちというものがなく、数学的正確さをもって働き、絶対に間違いを犯しません。宇宙間のありとあらゆる存在がその中に包摂されていますから、何一つ、誰一人として排除されたり忘れ去られたり無視されたりすることがないのです。

『シルバーバーチの霊訓11』 P58/8~11

神と人間の関係の大原則ー2月17日

大霊より高いもの、大霊より偉大なもの、大霊より強大なものは存在しません。宇宙は、誤ることのない叡智と慈悲深い目的をもった法則によって統括されています。その証拠に、あらゆる生命が暗黒から光明へ、低きものから高きものへ、不完全から完全へ向けて進化していることは、間違いない事実です。 このことは、慈悲の要素が摂理の中に配剤されていることを意味します。ただ、その慈悲性に富む摂理にも機械性があることを忘れてはなりません。いかなる力をもってしても、因果律の働きに干渉することはできないという意味での機械性です。

『地上人類への最高の福音』 P164/7~後3 

神と人間の関係の大原則ー2月17日

地上界のすべて、霊界のすべて、宇宙のすべて、そしてまだあなた方に知らされていない世界のすべてが、大霊の法則の絶対的な支配の中にあるのです。その法則から離れては何ひとつ生じません。すべてが法則の範囲内で発生していますから、大霊はすべてを知っていることになります。

『教え・上』 P77 後5~後2

神と人間の関係の大原則ー2月17日

人間が神と呼んでいるのは、宇宙の自然法則のことです。大霊(神)は万物に内在しています。すべての存在物が大霊であると言えるのです。

『教え・上』 P77/5~6

摂理の神の信仰的意味とは〈 摂理と人間の幸福の関係 〉ー2月17日

摂理に調和しさえすれば、必ずや良い結果が得られます。もしも良い結果が得られないとす れば、それは摂理と調和していないことを証明しているにすぎません。

『霊的新時代の到来』 P64/ 8~10

摂理の神の信仰的意味とは〈 摂理と人間の幸福の関係 〉ー2月17日

真の幸福とは、大霊と一体になった者に訪れる安らぎのことです。それは心が大霊のリズムで鼓動し、大霊の意思と一致し、魂と精神が大霊と一つになっている状態のことです。大霊の摂理と調和しているから安らぎがあるのです。それ以外に安らぎは得られません。

『シルバーバーチの教え・上』 P99/ 8~12

〈正しい信仰の在り方〉ー2月17日

神の摂理は計画通りに絶え間なく作用しています。賢明なる人間 ― 叡智を身につけたという意味で賢明な人間は、摂理に文句を言う前に自分から神の無限の愛と叡智に合わせていくようになります。

『シルバーバーチの霊訓 1 』 P111/ 1~3

〈正しい信仰の在り方〉ー2月17日

霊的知識から生まれた完璧な信仰を持たなければなりません。皆さんは霊力の証を手にしておられます。万事うまくいくという信念、大霊の摂理と調和して生きればそれ相当の実りを手にすることができるとの信念を持たなければなりません。

『シルバーバーチの教え・上』 P96/ 6~8

〈摂理と祈りの関係〉ー2月17日

いくら誠心誠意の祈りであっても、それだけで摂理が変えられるものではありません。いかなる教義を忠実に受け入れても、摂理を変えることはできません。

『シルバーバーチの霊訓 11 』 P90/ 5~7

〈摂理と祈りの関係〉ー2月17日

祈りをするうえで常に意識しなければならない対象とは、大霊、生命の摂理、宇宙の自然法則であるということです。

『シルバーバーチの教え・上』 P120/ 1~2

〈摂理と祈りの関係〉ー2月17日

交霊界の参加者の質問
すべてのものが不変の法則によって支配されているのであれば、大霊に祈っても意味がないのではないでしょうか。というのは、祈りとは大霊に法則を変えてくれるように依頼することではないかと思うからです。
シルバーバーチ
それは私が理解している祈りとは違います。祈りとは、大霊に近づこうとする魂の願望です。

『シルバーバーチの教え・上』 P120/ 7~11

神が造られたさまざまな摂理(法則)ー2月17日

わたしが摂理の存在を口にする時、たった一つの摂理のことを言っているのではありません。宇宙のあらゆる自然法則を包含した摂理のことを言います。それが完璧な型(パターン)にはめられております。ただし、法則の裏側にはまた別の次元の法則があるというふうに、幾重(いくえ)にも重なっております。しかるに宇宙は無限です。誰にもその果てを見ることはできません。それを支配する大霊と同じく無窮なのです。

『霊的新時代の到来』 P143/ 8~13

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