sシルバーバーチの言葉

シルバーバーチの霊訓

❏ シルバーバーチの言葉

12月のテーマ 
死後“地縛霊”にならないために、地上で宗教的に生きるための言葉

〈1〉教会に所属したからといって、それで「模範的人間」になれるわけではありません。地上で身につけたラベル(名誉ある地位や肩書き)は霊界では通用しません。教義を厳格に守ったからといって大したことではありません。あなた方にとって大切なことはただ一つ ― 地上にいる間にどれだけ内在する大霊を顕現させたか、それだけなのです。                

『 シルバーバーチの教え上 』 P153/後2~P154/3

〈2〉儀式よりも生活の方が大切です。宗教は儀式ではありません。人のために役立つことをすることです。本末を転倒してはいけません。― 気高い奉仕の生活を送れば立派に“宗教的人間”でありうるのです。そういう生活こそ、内部の霊性を正しく発揮させるからです。

『 地上人類への最高の福音 』 P272/10~P272/15

11月のテーマ イエスの本来の使命と、生前のイエスの教えに関する言葉

〈1〉人間は、内在する神性を日常生活の中で顕現させるにつれて大霊に直接的に接近していくことになります。あなた方一人ひとりに大霊の分霊が宿されているのであり、大霊とあなた方との間に仲介役を立てる必要などありません。ナザレのイエスは、そんな目的のために降誕したのではありません。人間はいかに生きるべきか、いかにすれば内部の神性を顕現させられるかを教えるために地上界へ降りてきたのです

『 教え上 』 P151 後1~ P152/5

10月のテーマ
「イエスの幽界降臨」と、クリスチャンの地縛霊の救済 に関する言葉

〈1〉“ナザレのイエス” と呼ばれた人物を通して顕現した霊は、二千年前に開始した使命を成就すべく今なお地上界へ働きかけています。

『 教え 上 』 P139/5~6

〈2〉その後、イエスは進化し、彼を通して現れる霊的意識は、地上時代とは比較にならないほど次元が高くなっています。当時、地上で現れていた意識は、必然的に時代的な制約を受けざるをえませんでした。とは言え人類史上、イエスほどその霊を顕現させた人物はいません。彼ほど大霊の摂理をはっきりと体現してみせた人物はいないのです。

『 教え 上 』 P140/1~5

9月のテーマ 
スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ「シルバーバーチの人生観」
霊的成長のための3つの実践項目に関する言葉

1.霊主肉従の努力に関する言葉

〈1〉あなた方は本来が霊的存在であり、それが肉体という器官を通して自己を表現しているのだということです。霊的部分が本来のあなたなのです。霊が上であり身体は下です。霊が主人であり身体は召使いなのです。霊が王様であり身体はその従僕なのです。霊はあなた全体の中の神性を帯びた部分を言うのです。

『 シルバーバーチの霊訓1 』P26/後3~P27/2

2.利他愛の実践(真理の伝道)に関する言葉

〈2〉手の及ぶ範囲の人々に、この世に存在する目的つまり何のために地上に生まれてきたのかを悟り、地上を去るまでに何をなすべきかを知ってもらうために、真理と知識と叡智と理解を広める仕事に協力していることになります。肝心なことはそれを人生においてどう体現していくかです。心が豊かになるだけではいけません。個人的満足を得るだけで終わってはいけません。こんどはそれを他人と分かち合う義務が生じます。分かち合うことによって霊的に成長していくのです。

『シルバーバーチの霊訓・1』 P118/4 ~9

3.「苦しみの甘受」に関する言葉

〈3〉あなた方にはまだまだ発揮されていない力 ― それまで発揮されたものより遥かに 大きな力が宿されているのです。それは楽な人生の中では決して発揮されません。苦痛と困難の中にあってこそ発揮されるのです。金塊もハンマーで砕かないと、その純金の姿を拝むことができないように、魂という純金も、悲しみや苦しみの試練を経ないと出てこないのです。それ以外に方法がないのです。

『 シルバーバーチの霊訓・1 』P56/8 ~13

7月のテーマ 
スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ「シルバーバーチの人生観」に関する言葉

〈1〉 人生の最高の目標が霊性の開発にあることを、ゆめ忘れてはなりません。自分の永遠の本性にとって必須のものに目を向けることです。それは人生について正しい視野と焦点をもつことになり、自分が元来不死の魂であり、それが一時の存在である土塊(つちくれ)に宿って自我を表現しているにすぎないこと、心がけ一つで自分を通じて神の力が地上に顕現するという実相を悟ることになるでしょう。こうしたことは是非とも心に銘記しておくべき大切な原理です。日常の雑務に追いまくられ、一見すると物が強く霊が弱そうに思える世界では、それは容易に思い出せないものです。ですが、あくまで霊が主人であり物は召使です。

『 シルバーバーチの霊訓1 』P116

〈2〉 地上的なものに心を奪われて、その分だけ、霊としての義務を怠れば、地上的な富 は増えても、こちらの世界へ来てみると、自分がいかにみすぼらしいかを思い知らされます。

『到来』 P65

6月のテーマ 
スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ「人生観」前半部
スピリチュアリズム初期の人生観(霊魂説に基づく人生観) に関する言葉

〈1〉あなたがた地上の人間にとっての大きな問題点は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。つまり、あまりにもこの世的・物質的観点からのみ人生を考えていることです。

『 シルバーバーチの霊訓1 』P38/6~8

5月のテーマ
スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ「人間観」後半部
「心」「意識」とは に関する言葉

〈1〉 一つのことを知ると、それは“記憶の部屋”にしまわれます。そしてその知識が必 要になると、知りたいという欲求がテコ(タイプライターのキー)のようにその知識を引き出します。すると記憶がよみがえってきて、使用されるのを待ちます。使用されるとまた記憶の部屋へ戻っていきます。一度学んだことは決して失われません。いったん憶えたことは決して忘れません。

『 シルバーバーチの霊訓5 』P166/6~10

4月のテーマ
スピリチュアリズムの思想体系Ⅰ「人間観」前半部
(1)人間の身体の構成 (2)霊と霊の心 に関する言葉

〈1〉あなた方お一人お一人がミニチュアの神なのです。お一人お一人の中に、神という完全性の火花、全生命のエッセンスである大霊の一部を宿しているということです。その火花を宿しているからこそ、存在できているのです。

『 福音 』P165/6~9

〈2〉霊が主人であり、肉体はその主人に仕える僕です。それを逆に考えるのは大きな間違いです。あなた方は本質的には霊なのです。

『霊的新時代の到来』P213/ 1~3

3月のテーマ 
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」の 霊的真理から救いに至る自力救済のプロセスに関する言葉

〈1〉 あなた方は直接、霊を進化させるのではなくて、霊が顕現するための身体(霊体と肉体)を用いた実践を通して霊を進化させるのです。

『 教え・上 』P83/後5~7

〈2〉大地に蒔かれた種子は、その成長を正しく促すものを与えれば芽を出し、成長し、見事な花を咲かせます。それと同じで、あなたという存在の中に大霊の種子が植え込まれているのです。あなた自身が庭師です。その種子が花を咲かせられるかどうか、あるいはいつ花を咲かせるかは、あなたの手入れ一つにかかっています。そこにあなたの自由意思が関わっているのです。せっかくの種子を暗闇の中に置き去りにして、魂の成長や慈悲や無私の善行という光を与えなければ、大霊があなたを通して顕現することにはなりません。

『 教え・上 』P108/8~ 14

2月のテーマ 
「スピリチュアリズム運動の本質 ― 霊界主導の地球人類救済計画」と、「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」に関する言葉

〈1〉 地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。

『 教え・上 』P43/後4~2

〈2〉 私たちは常に霊的真理の宗教的意義を示そうと努めています。なぜなら地上人類がその霊的な重要性を認識すれば、戦争や流血による革命よりも、遥かに大きな革命が生じるからです。それは“魂の革命”と呼ぶべきものです。

『 教え・上 』P40/後1~ P41/2

Top ⇧