sシルバーバーチの言葉

シルバーバーチの霊訓

❏ シルバーバーチの言葉

12月 のテーマ
死の直後の様子に関する言葉

そういうわけで、あらかじめ霊的知識をたずさえておけば、死後への適応がラクにできるのです。何も知らない人は適応力がつくまでに長時間の睡眠と休息が必要となります。知識があればすんなりと霊界入りして、しかも意識がしっかりとしています。要するに死後の目覚めは暗い部屋から太陽のさんさんと照る戸外へ出た時と似ていると思えばよろしい。光のまぶしさに慣れる必要があるわけです。
霊的なことを何も知らない人は死という過渡的現象の期間が長びいて、なかなか意識がもどりません。さしずめ地上の赤ん坊のような状態です。ハイハイしながらの行動しかできません。睡眠中に訪れた時の記憶は一応思い出すのですが、それがちょうど夢を思い出すのと同じように、おぼろげなのです。

『シルバーバーチの霊訓 霊性進化の道しるべ』 P23/5~後から4

11月のテーマ
スピリチュアリズムの本質 … 
救済の観点から見たスピリチュアリズムの定義 「霊界主導の地球人類救済計画」「霊的真理による地球人類の救い」 に関する言葉

私たちはきっと目的を成就します。自ら犯した過ちから人類を救い出し、もっと気高くて優れた生き方を教え、奉仕の人生を送ることによって魂と霊と精神を豊かにし、この世的な平和や幸福ではなく、崇高で霊的価値のあるものを得させてあげたいと願っているのです

『シルバーバーチの教え・上』 P34後ろ2~P35/2

10月のテーマ

知識は無知から生じる愚かな心配(取り越し苦労)を取り除いてくれます。知識は、自分とは何かを自覚させ、これからどうすべきかを教えてくれます。

『シルバーバーチの霊訓・地上人類への最高の福音』 P85/後4~後3

9月のテーマ
「スピリチュアリストの使命」に関連して
スピリチュアリズムの第一線で働く人々へのシルバーバーチからの励ましのメッセージ

あなたは長い間、ずっと霊の世界から導かれてきました。これから成し遂げなければならない仕事は、とても重要なものです。あなたの前に横たわる仕事は、あなたご自身には想像できないほど大きなものです。(中略) 本来なら歓迎してくれるはずの人々からの反発に遭遇し、しばしば胸を痛め涙を流すことになるでしょう。その一方で、自分が届ける新しい真理が大霊の子供たちの役に立ち、心が喜びに満たされることもあるでしょう。いずれにせよ、あなたの背後で私たちも、ともに悲しみ、ともに喜んでいることを知っていただきたいのです。

『シルバーバーチの教え・下』 P86/10~P87/5

7月のテーマ
「摂理としての神」に関する内容

驚異に満ちたこの宇宙が、かって一度たりともしくじりを犯したことのない摂理によって支配され、規制され、維持されているのです。その摂理の働きは、一度たりとも間違いを犯したことがないのです。変更になったこともありません。廃止されて別のものと置きかえられたこともありません。いま存在する自然法則はかっても存在し、これからも未来永劫に存在し続けます。なぜなら、完璧な構想のもとに、全能の力によって生み出されたものだからです。
宇宙のどこでもよろしい、よく観察すれば、雄大なものから極小のものまでの、ありとあらゆる相が自然の法則によって生かされ、動かされ、規則正しくコントロールされていることがお分かりになります。途方もなく巨大な星雲を見ても、極微の生命を調べても、あるいは変転きわまりない大自然のパノラマに目を向けても、さらには小鳥・樹木・花・海・山川・湖のどれ一つ取ってみても、ちょうど地球が地軸を中心に回転することによって季節のめぐりが生じているように、すべての相とのつながりを考慮した法則によって統制されていることがわかります。
種子を蒔けば芽が出る――この、いつの時代にも変わらない摂理こそ、大霊の働きの典型です。大霊は絶対にしくじったことはありません。あなた方が見放さないかぎり、大霊は決してあなた方を見放しません。わたしは、大霊の子すべてに、そういう視野をもっていただきたいのです。

『霊的新時代の到来』 P199/3 ~ P200/3

6月のテーマ 
「神観」に関する内容

〈1〉この宇宙で誤ることがないのは、全生命の始原である大霊のみです。

『 教え・下』P95/後5~4

〈2〉大霊は、あなた方一人ひとりの内に存在しています。同時にあなた方一人ひとりは大霊の内に存在しているのです。イエスも「神の王国はあなた方の中にある」と述べているではありませんか。

『 教え・上 』P151/5~7

5月のテーマ
「祈り」に関する内容

目的のないきまり文句のただの繰り返しでは、空気に振動を起こすだけです。が、魂の奥底からの誠心誠意の祈り、大霊との一体化を深め、大霊の道具として有用な存在になりたいとの願望から出た祈りは、祈る者の霊性を強化し、大霊の道具としてより相応しい存在にします。そうした祈りは自我を顕現しようとする行為であり、心を開く行為であり、私たち霊界の者との結束を固めることになります。

『シルバーバーチの 教え・上 』P112/8 ~ 13

4月のテーマ
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」より

「霊的真理から救いに至る自力救済のプロセス」に関する内容

私がお教えしているのはごく単純な真理です。しかし単純でありながら大切この上ない真理です。地上人類がみずからの力でみずからを救い、内在する神性を発揮するようになるためには、そうした霊的真理を日常生活において実践する以外にないからです。

『シルバーバーチの霊訓1』 P63後5~3

3月のテーマ 
「霊界主導の地球人類救済計画」に関する言葉

〈1〉なぜなら、唯物主義によって混乱が生じているからです。昔からの間違った神   “黄金の子牛すなわち“金銭第一主義”がはびこっているからです。唯物主義はその本質が、貪欲・強欲・利己主義に根ざしています。同じ天体に住んでいる他者への思いやりも気遣いもなく、ひたすら自分の快楽と蓄財に励みます。唯物主義が、対立・戦争・怨恨を生み出すのです。これらは、物質がすべてである、死は人間の生命の終わりである、したがって物質を求めるのは当然であると考える唯物主義の副産物です。こうした考え方は、地上世界に暗黒と困難、闘争と暴力と憎しみを生み出します。

『 Lift up your Hearts 』

〈2〉私たちは、今度こそは“唯物主義”と“利己主義”の勢力が絶対にはびこらないように努力しています。そのためには人間みずからが、その勢力に負けないようにならなくてはいけません。日常において発生するさまざまな問題に霊的真理を活用することによってのみ、人類の前に迫りつつある恐ろしい破局を防ぐことができるのです。

『 教え・上 』P53/後1 ~ P54/3

2月のテーマ
「イエス地上再臨」霊的新時代の到来に関する言葉

〈1〉 イエスは、「天に為される如く地にも為されるであろう」と二千年前に述べています。

『 シルバーバーチの教え上 』P66/11~12

〈2〉 地上世界のための仕事に従事している私たちの多くは、より高い界層の霊たちによって、いつの日か地上はこうなるという未来像を見せていただいております。― 私には地上世界はこんなにまで立派になり得るのだ、こうでなければならないのだ、ということが分かっています。あとは時間の問題です。そのうち、政治も宗教も科学も学問も、ある一つのものの側面にすぎないことが理解できる新しい人類が現れることでしょう。

『シルバーバーチの教え上 』 P67/2 ~9

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