sシルバーバーチの言葉

シルバーバーチの霊訓

❏ シルバーバーチの言葉

12月のテーマ「摂理としての神」に関する言葉を取り上げています。

正しい信仰の在り方ー12月16日

霊的知識から生まれた完璧な信仰を持たなければなりません。皆さんは霊力の証を手にしておられ ます。万事うまくいくという信念、大霊の摂理と調和して生きればそれ相当の実りを手にすること ができるとの信念を持たなければなりません。

『シルバーバーチの教え(上)』 P96/ 6~8

摂理と祈りの関係ー12月16日

祈りをするうえで常に意識しなければならない対象とは、大霊、生命の摂理、宇宙の自然法則であるということです。

『シルバーバーチの教え(上)』 P120/ 1~2

摂理と祈りの関係ー12月16日

祈りはその大いなる霊力とのより緊密な関係を築くべく、― 真摯な願望と精神統一を通して努力すべきです。より多くの啓示、より多くの知識、より多くの叡智、より深い理解を求めての祈りであるべきです。そうした祈りは必ずや聞き届けられます。なぜなら、それを祈願するというその事実が、内部の神性の発現を促しているからです。

『シルバーバーチの霊訓11』 P113/ 11~P114/2

11月のテーマ「摂理としての神」に関する言葉を取り上げています。

摂理としての神ー11月25日

驚異に満ちたこの宇宙が、かつて一度たりともしくじりを犯したことのない摂理によって支配され、規制され、維持されているのです。その摂理の働きは、一度たりとも間違いを犯したことがないのです。変更になったこともありません。廃止されて別のものと置きかえられたこともありません。いま存在する自然法則はかつても存在し、これからも未来永劫に存在し続けます。なぜなら、完璧な構想のもとに、全能の力によって生み出されたものだからです。宇宙のどこでもよろしい、よく観察すれば、雄大なものから極小のものまで、ありとあらゆる相が自然の法則によって生かされ、動かされ、規則正しくコントロールされていることがお分かりになります。途方もなく巨大な星雲を見ても、極微の生命を調べても、あるいは変転きわまりない大自然のパノラマに目を向けても、さらには小鳥・樹木・花・海・山川・湖のどれ一つ取ってみても、ちょうど地球が地軸を中心に回転することによって季節のめぐりが生じているように、すべての相とのつながりを考慮した法則によって統制されていることがわかります。種子を蒔けば芽が出る ― この、いつの時代にも変わらない摂理こそ、大霊の働きの典型です。大霊は絶対にしくじったことはありません。あなた方が見放さないかぎり、大霊は決してあなた方を見放しません。わたしは、大霊の子すべてに、そういう視野をもっていただきたいのです。

『霊的新時代の到来』P199/3~P200/3

※大霊の子すべてにとは、地上人類全員に。そういう視野とは、全知全能の神によって、全てを成長へと導く完璧な摂理が働いているという視野をもって、地上人生を歩んでほしいということです。

摂理としての神ー11月25日

大霊による直接の関与などというものは絶対にありません。

『霊的新時代の到来』P46/10

摂理としての神ー11月25日

大霊より高いもの、大霊より偉大なもの、大霊より強大なものは存在しません。宇宙は、誤ることのない叡智と慈悲深い目的をもった法則によって統括されています。その証拠に、あらゆる生命が暗黒から光明へ、低きものから高きものへ、不完全から完全へ向けて進化していることは、間違いない事実です。このことは、慈悲の要素が摂理の中に配剤されていることを意味します。ただ、その慈悲性に富む摂理にも機械性があることを忘れてはなりません。いかなる力をもってしても、因果律の働きに干渉することはできないという意味での機械性です。                 

『地上人類への最高の福音』P164/7~後から3行目まで

10月のテーマ「祈り」に関する言葉を取り上げています。

祈りー10月21日

祈りは魂の活動としての価値があります。すなわち自己の限界を悟り、同時に(逆説的になりますが)内部の無限の可能性を自覚し、それを引き出してより大きな行為へ向けて自分を駆り立てる行為です。魂の必死の活動としての祈りは、魂が地上的束縛から脱してより大きな表現を求める手段であると言えます。そうすることによって高級界からの働きかけに対する需要力を高め、結局は自分の祈りに対して自分がその受け皿となる ― つまり、より多くのインスピレーションを受けるに相応しい状態に高めるということになります。私は祈りを以上のように理解しております。

『シルバーバーチの霊訓 3』 P223 1~7

9月のテーマ「神」に関する言葉を取り上げています。

創造主としての神ー9月16日

神は人間を霊的にご自分に似せて創造されたのです。生命は霊であり、霊は生命です。霊的に似せて創造された以上、あなたは永遠に神とつながっており、神性を共有しているのです。ということは、必然的に人間は霊的大家族の一員であることになります。同じ神性が宿っているからです。ですから人間は、霊的に神に似ているのであり、姿が似ているというのではありません。

『シルバーバーチの霊訓 11』 P109 後1~ P110 4

創造主としての神ー9月16日

神は常にあなた方を祝福し、その無限の愛がふんだんにもたらされております。神の霊があなた方全ての人々の霊に行きわたり、日々の生活の中に誇らしく輝いております。

『シルバーバーチの霊訓 5』 P85 3

大霊としての神ー9月16日

神は万物の内側にも外側にも存在しています。神から離れては誰一人存在できません。神から切り離されるということはあり得ないのです。あなたの中にも存在しますし、雨にも太陽にも花にも野菜にも動物にも、その他いかに小さなものでも、存在を有するかぎりは、すべてのものに宿っているのです。私が大霊と呼んでいるこの神の概念を伝えるのは至難の業です。あらゆるものを支配し、あらゆるものから離れず、 存在するものすべてに内在している崇高な力です。 

『シルバーバーチの霊訓 11』 P108 後5~ P109

愛の始原としての神ー9月16日

「宇宙に存在を与えたのは神の愛です。宇宙が存在し続けるのも神の愛があればこそです。全宇宙を経綸し全存在を支配しているのも神の愛です。その愛の波長に触れた者が自分の愛する者だけでなく、血縁によって結ばれていない赤の他人へも手を差し伸べんとする同胞愛に燃えます。愛は自分より不幸な者へ向けて自然に手を差し伸べさせるものです。全生命の極致であり、全生命の基本であり、全生命の根源であるところの愛は、よりいっそうの表現を求めて人間一人ひとりを通して地上に流れ込みます。そして、いつの日か、全宇宙が神の愛によって温かく包まれることになるでしょう。」

『シルバーバーチの霊訓 1 』 P142 5~ 後 4

摂理 (法則) としての神ー9月16日

地上界のすべて、霊界のすべて、宇宙のすべて、そしてまだあなた方に知らされていない世界のすべてが、大霊の法則の絶対的な支配の中にあるのです。その法則から離れては何ひとつ生じません。すべてが法則の範囲内で発生していますから、大霊はすべてを知っていることになります。

『シルバーバーチの教え上 』 P77 後5 ~ 後2

7月のテーマ「人生観」に関する言葉を取り上げています。

人生観ー7月15日

あなたがた地上の人間にとっての大きな問題点は、やむを得ないことかもしれませんが、人生というものを間違った視点から観ていることです。つまり、あまりにもこの世的・物質的観点からのみ人生を考えていることです。人生には確かに地上的な要素がありますが、同時に霊的なものであり、永遠に続くものなのです。その永遠なるものを地上的視野だけで眺めてはいけません。それでは十全な判断はできません。

『 シルバーバーチの霊訓 1 』P38/6

人生観ー7月15日

私どもは地上生活を物的視野でなく、価値観も異なれば判断の基準も異なる霊的世界から眺めております。その視野からの判断の方が遥かに真実に近いと信じています。

『 シルバーバーチの霊訓 1 』P69/後3

人生観ー7月15日

困難にグチをこぼしてはいけません。困難こそ魂のこやしです。むろん困難の最中にある時はそれを有難いと思うわけにはいかないでしょう。辛いのですから。しかし、あとでその時を振り返った時、それがあなたの魂の目を開かせるこのうえない肥やしであったことを知って神に感謝するに相違ありません。

『 シルバーバーチの霊訓 1 』P57/8

6月のテーマ「死生観」に関する言葉を取り上げています。

死生観ー6月17日

死に類似した現象 ― 幽体離脱体験  睡眠
実は、すべての人間が睡眠中に霊界を訪れています。これは霊的身体を死後の環に適 応しやすくするための大霊の配慮の一つなのです。その体験は、いよいよ肉体との縁 が切れたときにショックを和らげてくれます。そして地上時代に霊界を訪れたときの 記憶が徐々に蘇り、新しい環境への適応が促進されるようになるのです。それはちょ うど地上生活の中で、子供の頃の体験を思い出すようなものです。

『シルバーバーチの教え・上』P204/5

死生観ー6月17日

死に関するさまざまな問題 ― 自殺
Qー愛する人に先立たれた者が、自ら命を絶つことは許されるでしょうか。
Aーいいえ、許されません。摂理の働きは完璧ですから、あなたはそれに忠実に従って生きなければなりません。摂理は大霊によって、すなわち完全なる愛によって統制されています。大霊はすべてのものに存在すると同時に、すべてのものを通して顕現しています。大霊によって統制されている摂理の働きを妨げる権利を有する者はいません。もしあなたが、摂理に反して自ら命を絶つとするなら、その行為に対する代償を払わなければなりません。例えば、熟さないうちにもぎ取ったリンゴは美味しくないように、あなたの霊に準備ができていないうちに霊界へ行ったなら、長い調整機関の中でその代償を払わなければなりません。愛する人々とも会えなくなります。自殺によって、あなたと周囲の人々との間に隔たりができてしまうからです。

『シルバーバーチの教え・下』P166/7

死生観ー6月17日

死に関するさまざまな問題 ― 延命治療
Q―人間には寿命を引き延ばす力が備わっているのでしょうか。
A―延命のために努力することは間違ってはいません。しかし、霊が地上を去る時がくれば、あなた方はそれ以上何もできません。
Q―それでは、延命のための努力は無駄に終わるということでしょうか。
A―はい、そうです。あなたがおっしゃる医学的処置によって寿命を少しばかり引き延ばすことができたとしても、結局みんな死んでいくではありませんか。
Q ― でも、患者は少しの間であっても生き続けることができます。
A―患者が反応すればのことです。酸素を与えるという方法もありますが、それにも限界があります。魂が霊界へ行く準備が整えば、あなた方になす術はありません。

『 シルバーバーチの教え・下』P170/4

5月のテーマ「死生観」に関する言葉を取り上げています。

死生観ー5月26日

死ぬということは決して悲劇ではありません。むしろ地上で生きている方が悲劇です。大霊の庭が利己主義と強欲という名の雑草で足の踏み場もない状態になっていることこそ悲劇なのです。死は、肉体という牢獄に閉じ込められていた霊が自由の喜びを満喫するようになることです。苦しみから解放されて霊本来の姿に戻ることが、本当に悲劇でしょうか。天上的色彩を眺め、物質的表現を超越した天上の音楽を聴けるようになることが悲劇でしょうか。痛みのない身体で自己を表現し、一瞬のうちに世界中を駆け巡り、霊の世界の美しさを満喫できるようになることを、あなた方は悲劇と呼ぶのでしょうか。

『シルバーバーチの教え・上』P186/後ろから2

死生観ー5月26日

死者になることが悲劇であるかのようなご意見ですが、私はそのようには考えません。 私に言わせれば、死は魂が自由を獲得するための素晴らしい時なのです。

『シルバーバーチの教え・上』P176/後ろから2

死生観ー5月26日

あなた方は愛する人との死別を悲しみますが、他界した人たちはこちらの世界で、地上時代よりもいっそう自我を発現するようになっていることを忘れてはいけません。

『シルバーバーチの教え・上』 P180/後ろから3

4月のテーマ「人間観」に関する言葉を取り上げています。

人間観ー4月28日

人間は物的身体と霊的身体、そして両者を結びつける生命の糸(シルバーコード)という三つの要素から成り立っています。

『シルバーバーチの教え・下』P76/9

人間観ー4月28日

霊とはあなた方の言う神、すなわち大霊の一部であり、媒体を通して自己を顕現しつつ、より高みを目指してどこまでも向上していくものです。

『シルバーバーチの教え・下』P205/6

人間観ー4月28日

人間は生まれる前も、今も、そしてこれからもずっと霊です。

『地上人類への最高の福音』P151/1

人間観ー4月28日

結局あなた方が意識できる自我は、物質界に顕現している部分だけということになります。―大部分の人間は、死のベールをくぐりぬけて初めて真の自我を知ることになります。

『スピリチュアルメーッセージ』P187

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