sシルバーバーチの言葉

シルバーバーチの霊訓

❏ シルバーバーチの言葉

12月のテーマ
「 苦しみの意義 」についての言葉

人間は霊的成長を目的として、永遠に成長をする宿命にある

〈1〉困難と悲しみを通して初めて、魂が自我に目覚めて行くのです。もちろんそれは容易なことではありません。とても辛いことです。でも、それが霊としての永遠の身支度をすることになるのです。なぜなら、地上生活のそもそもの目的が、地上を去った後に待ちうける次の段階の生活にそなえて、それに必要な霊的成長と才能とを身につけて行くことだからです。

『霊的新時代の到来』P253/後5~後1

苦しみによってカルマがリセット

〈2〉苦しみの要素も摂理の一環です。いわれのない苦しみを被っていると思っている人も、やはり過去において何らかの形で摂理に反したことをしているからこそ、今のその苦しみがあるのです。それが因果律というものです。苦しみを味わってこそ摂理がわかるのです。  

『 福 音 』P46/後4~最後

苦しみは霊的覚醒をもたらす

〈3〉悲しみは魂に悟りを開かせる数ある体験の中でも特に深甚なる意味を持つものです。悲しみはそれが魂の琴線に触れた時、いちばんよく魂の目を覚まさせるのです。魂は肉体の奥深く埋もれているために、それを目覚めさせるためにはよほどの体験を必要とします。悲しみ、無念、病気、不幸等は地上の人間にとって教訓を学ぶための大切な手段なのです。もしその教訓が簡単に学べるものであれば、それはたいした価値のないものということになります。悲しみの極み、苦しみの極みにおいてのみ学べるものだからこそ、それを学ぶだけの準備のできていた魂にとって深甚なる価値があると言えるのです。

『シルバーバーチの霊訓1』 P55/5~11

苦しみは魂を鍛える

〈4〉人生のでき事 ― 時には辛く絶望的であり、時には苦しく悲劇的であったりしますが ― その一つ一つが、これからたどり行く道に備えて、魂を鍛える役割を果たしているのです。

『 スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ 』P136/6~8

苦しみによって霊との絆が深まる

〈5〉いったん霊界との時期的なつながりができ上がると、それは二度と切れることはありません。霊力というのに接し、その影響力によって感銘を受ける段階に達していれば、その段階ででき上がったつながりは二度と解消されることはなく、いつでも霊的なものを認識できる状態が保たれます。そうしたつながりができ上がる最初のきっかけは往々にして悲哀の体験 ― 死別の悲哀、苦痛の悲哀、病気の悲哀ないしは悲嘆となるものです。そこに地上生活における“苦”が果たす役割があるのです。

『 スピリチュアリズムによる霊性進化の道しるべ 』P68/6~8

11月のテーマ
「 救済と宗教、2つ の全体像に共通する4つ のキーワード 」

「スピリチュアリズ運動の改革の武器は霊的真理」についての言葉
〈1〉私たちが携わっている仕事には重大な目的があります。絶対不変の摂理の存在を証明すると同時に、地上の人間に慰めを与え、霊的知識を広めるという目的があるのです。

『教え・上』P40/3~4

「スピリチュアリズの最終目的は 霊的同胞世界」についての言葉
〈2〉私たちは、大霊(神)を共通の父として全人類が霊的に同胞であるという福音を説きます。

『教え・上』P47/7

「スピリチュアリズムは霊的成長至上主義」についての言葉
〈3〉私たちは人間の内部に存在している神性に気づかせてあげることで、あなた方が大霊をもっと顕現させ、さらなる高みへと自らを引き上げ、その心がより高次の真理と知識で満たされるように努めているのです。

『教え・上』P45/1~3

10月のテーマ
「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 後半」

真の宗教(正しい宗教の定義)についての言葉
〈1〉「宗教とは、サービスです。これはもう何度繰り返したか分からないほど、何度も申し上げています。サービスに優る宗教はありません。サービスは霊の通貨です。分け隔てなく、すべての人に、愛と慈しみの心で臨むことができれば、あなたは最高の意味において、“宗教的な”人間であると言えます。最高の神性を顕現しているからです。元来は、それが全宗教の基盤であらねばならないのです。」

最後の啓示 P129/後4 ~ P130/2

人類史上最大の宗教革命のプロセスについての言葉
〈2〉「あなたは、今まさに崩れつつある世界に身を置いていることを自覚しなければなりません。新しい秩序による世界、真の意味での天国が到来する時代の幕開けを見ているのです。その誕生には、痛みと苦しみと涙がともなうことでしょう。しかし最後には、大霊を中心とした世界が築かれるようになります。あなた方一人ひとりが、その新しい世界を招来する手助けができるのです。なぜなら、すべての人間は大霊の分霊であり、大霊の仕事の一翼を担うことができるからです。」

教え下 P119後4 ~ P120/2

9月のテーマ
「宗教の観点から見たスピリチュアリズムの全体像 前半」

霊界の宗教の信仰対象についての言葉
〈1〉私たちが忠誠を尽くすのは、一つの教義ではなく、一冊の書物でもなく、一つの建造物でもなく、生命の大霊とその永遠なる摂理です。

『教え・上』P41/6~7

スピリチュアリストに向けたシルバーバーチの励ましの言葉
〈2〉私たちの前途には奉仕(サービス)の分野がいくらでも広がっています。私たちの行く手には、古い慣習を捨て、過去の信仰に頼らず、懐疑に耐え得る真理を求めながらも、どこへ向かえばよいのか分からずに迷っている多くの人々を救うことができるという喜びが待っているのです。そうした人々にこそ霊的真理と霊的摂理をお届けするのです。内部に宿る霊的資質に気づかせ、自分たち自身も大霊であるということを理解させてあげるのです。それによって彼らは、激怒し復讐心に燃える神の前にひれ伏すような卑屈な信仰を捨てるようになります。

『教え・上』P73/1~7




〈3〉世界中があなた方を必要とする時代が来ます。無数の人々が希望と慰めをインスピ レーションと指導を求めて、あなた方に目を向ける日が来ます。もう教会へは足を運びません。聖職者のもとへは訪れません。牧師のもとへは行きません。皆さんの方へ足を向けます。なぜなら死と隣り合わせの体験をし、その酷しい現実の中である種の霊的体験をした者は、心の目が開いているからです。目の前を遮っていた靄が晴れたのです。真理を受け入れる用意ができたのです。ならば、あなた方はそれを授けてあげる用意ができていなければなりません。

『シルバーバーチの霊訓』(三)P54/11~P55/1

7月のテーマ
シルバーバーチの霊訓を中心とする、スピリチュアリズムの確立を!
― スピリチュアリズム・インフォメーションより ―
信仰・実践としてのスピリチュアリズム(ハイレベル・スピリチュアリズム)に関して

いかなる知識にも、それをいかに活用するかについての責任が付加されます。それはあなたへの一つの信託がなされたということです。その信頼を裏切ってはなりません。あなたがその知識を得るにふさわしい人間であったと同時に、これから先あなたに受け入れる用意ができた時に授けられる次の段階の知識に対しても十分な資格があることを、あなた自身の生活の中で身を持って示さなくてはなりません。

『 シルバーバーチの霊訓 9 』 P135/3~7

イエスに対する最大の貢献はイエスを模範と仰ぐ人々がその教えの通りに生きることです。他人のために自分ができるだけ役に立つような生活を送ることです。内在する霊的能力を開発して、悲しむ人々を慰め、病の人を癒し、懐疑と当惑の念に苦しめられている人々に確信を与え、助けを必要としている人すべてに手を差しのべてあげることです。儀式よりも生活の方が大切です。宗教とは儀式ではありません。 人のために役立つことをすることです。

『 シルバーバーチの霊訓 9 』 P147/後3~P148/3

6月のテーマ
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像」

霊的真理は単なる知識として記憶しているというだけでは理解したことにはなりません。実生活の場で真剣に体験して、初めてそれを理解するための魂の準備ができ上がります。どうもその点がよく分っていただけないようです。

『シルバーバーチの霊訓1』 P63後5~3

3月のテーマ
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像の後半」

霊界が霊的真理を地上に降ろすまでのプロセスに関する言葉
大霊の子供たちが霊的なことからあまりにもかけ離れてしまったことにより、大霊の摂理を教えるためにラップなどの物理的心霊現象を用いなければならなかったことを残念に思います。

『教え・上』 P55/5~7

霊的真理から救いに至る自力救済のプロセスに関する言葉
スピリチュアリズムを知ったということは、地上では推し量ることができないものを手にしたということです。大霊の真理についての貴重な知識を得たということです。皆さんは、自分の魂が大霊の偉大なる魂とつながっていることを悟られたのです。すなわち、自分が大霊の一部であることを知ったということです。霊界から派遣されているメッセンジャー(高級霊)のバイブレーションに、いかにして反応すべきかを学ばれたのです。それほどのものに比べれば、物的なものはいかに高価なものであっても、まったく価値はありません。今は物質界にいる皆さん方も、これから霊の世界で計り知れない歳月を生き続けます。そして、この交霊会を通して得た知識や叡智が、地上で物的身体のために一生懸命に求めていたものよりも、はるかに貴重なものであることを実感するようになります。

『教え・上』P58/後2~P59/9

2月のテーマ new
「スピリチュアリズム運動の本質 ― 霊界主導の地球人類救済計画」と、
「救済の観点から見たスピリチュアリズムの全体像の前半」に関する言葉

私たちが携わっている仕事には重大な目的があります。絶対不変の摂理の存在を証明すると同時に、地上の人間に慰めを与え、霊的知識を広めるという目的があるのです。

『 教え・上 』P40/3~4

地上世界は流血と苦悩の涙と敵意にあふれています。霊的無知の中で地上人は、神の摂理にそって生きるのではなく暗黒と絶望へ向かう道を選択してしまいました。そこで私たちが、希望と光明、安らぎと調和へと導く叡智をお教えしようとしているのです。

『 教え・上 』P43/後4 ~ P44/1

地上世界のための仕事に従事している私たちの多くは、より高い界層の霊たちによって、いつの日か地上はこうなるという未来像を見せていただいております。私たちは、その計画を受け入れる能力のある地上の同志に伝え、仕事を行っていくように彼らの心を鼓舞しているのです。私が見せていただいた未来像に比べると、現在の地上世界はとても醜く見えます。が、私には地上世界はこんなにまで立派になり得るのだ、こうでなければならないのだ、ということが分かっています。あとは時間の問題です。

『 教え・上 』P67/2~7

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