読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容と感想

9月の学習内容 

スピリチュアリズムの思想体系1の「人生観」

6月7月9月と、スピリチュアリズムの思想体系1の「人生観」を学習してきました。
9月はシルバーバーチの人生観のポイントの④つめ(下記)を学習しました。その後、スピリチュアリズム普及会のホームページのインフォメーションの中から、No39号「自爆霊の救済はスピリチュアリズムの使命です」についてお話しました。

人生観 6月 ……… こちらから ⇨
(1)多くの人の人生の実態(2)熱心な宗教者の人生観(3)スピリチュアリズム初期の人生観

人生観 7月 ……… こちらから ⇨
(4)シルバーバーチの人生観のポイントの①~③まで

<シルバーバーチの人生観のポイント>
① 地上人生は、一時的な仮の人生
② 地上人生は、霊界人生のための準備期間
③ 地上人生で最も価値があるものは、霊的成長(霊的成長至上主義)
 霊的成長を達成することが正しい地上人生 ……… 今月の学習内容

<シルバーバーチの人生観 ④> ……… 霊的成長を達成することが正しい地上人生

地上人生で霊的成長をするための実践内容は、霊主肉従の努力、利他愛の実践、苦しみの甘受です。これらを日々誠実に実践すれば、霊的成長という人間にとって最高の霊的宝を得ることができるのです。しかし真剣に努力しようとする人は皆、実践の難しさを感じ日々自分の未熟さを痛感しています。霊的真理の実践は奮闘努力なくしてはできない、というのが神の摂理です。苦しみながら実践の努力に励む者だけが、本当の宝を手にすることができるのです。真剣で誠実な努力は必ず大きな霊的恵み(霊的成長)をもたらします。多くの人が何とかして苦しみを避け、できるだけ楽をして幸せになりたいと思っていますが、そういう道はありません。安易で気楽な道を歩んでいくなら、死後、後悔することになってしまいます。
1つ1つの実践内容については普及会のホームページ、スピリチュアリズムの思想〔Ⅲ〕にまとめられています。こちらから ⇨

シルバーバーチの言葉
悟りが深まるにつれて内的生命、内的輝き、内的喜び、内的確信がいっそうの強さを増していくのです。生命現象の全てが拠り所とする内的実在界の実相を味わい、神の愛の温もりをひしひしと実感するようになります。それが容易に成就されるとは私は一度も言っておりません。最高の宝、最も豊かな宝は、最も手に入れ難いものです。しかもそれは自らの努力によって自分一人で獲得していかねばならないのです。

『 シルバーバーチの霊訓・1 』P111/後ろ5 ~P112/1

<スピリチュアリズム普及会 インフォメーション39号について>
「自爆霊の救済はスピリチュアリズムの使命です」 ……… こちらから ⇨

❒  読書会の感想

「スピリチュアリズムの人類救済計画」を聞いて、感銘致しました。(初参加者)

今回、インフォメーションにて霊界の大きな働きかけが起こっていることを知りました。霊界からの演出である霊現象が、人間の成長の上で意味を持つことが理解できました。今日の講義で、初めてシルバーバーチの素朴な真理に出合い感動し、人生の指針として生きていこうと決意した日のことが思い起こされて、霊的成長のために具体的に実践する生き方に徹していかなければと、改めて思いました。

人生観について学び、利他性とは神の設けた摂理であり「自分は今人の役に立っているだろうか?愛を与えているだろうか?このことを考えながら過ごしていればよいのだ」と、シンプルにとらえることにしました。読書会では、シルバーバーチの教えを見直すのに、とてもよい時間でした。「地縛霊の救済」については、インフォメーションで確認したところのバックグラウンド(背景)を学ぶことができました。一人でも多くの地上世界の人間が地縛霊にならないように、自分に何ができるか考えたいと思います。

「人生観」とは何を大切にして生きるかということだと思います。霊的成長のために実践すべき3つのことについて、今まで漠然と捉えていました。しかし、第一段階の「霊主肉従」の状態に至らないことには、「利他愛の実践」や「苦しみの甘受」の段階にも進めない、実践しようとしても足踏みをしてしまうように思います。まず自分が行うべきなのは「肉体本能の抑制」であり、霊的コントロールの能力を身に付けるべきことだと分かりました。自分に真理を教えてくれようとする言葉や出来事に謙虚に耳を傾け、正しい努力ができるように頑張ります。

シルバーバーチの人生観の中で「苦しみの甘受」がある。苦しみが生まれるのは神の摂理(因果律)である。これを受けとめどのように乗り越えるかは、その人の人生修行とも言える。シルバーバーチの言葉に「暗闇にいる人に光を見出させてあげ、悲しみの淵にいる人を慰め…それがたった一人の人間、一匹の動物であっても…」とある。この言葉が大好きであり、一人でもこの世で助けてあげることが自分の使命だと感じています。そして機会があればこの言葉を実践するとともに、友人にも伝えていきたい。

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