学習内容
死の直後の様子について
スピリチュアリズムによって明らかにされた、死後の世界の様子を、スピリチュアリズム普及会発行の『500に及ぶあの世からの現地報告』の霊の証言から学習しました。
(1)スピリチュアリズムの死後世界観の概要
イエスの教えである、「シルバーバーチの霊訓」が明らかにした人間についての真実は、人間は肉体を携えた霊的存在であり、本来のすみかは、死後の世界(霊界)であるということです。大半の人が、地上世界(物質世界)がすべてであり、死ねば自分の存在もなくなるという霊的無知の状態にあります。肉体の死後も、意識や身体(霊体)があることを実感するため自分が生きていると思い、地上に赴いて家族に語りかけたり、よくいた場所を訪れたりします。そこで家族や友人が何の反応も示してくれない状況を目の当たりにして、混乱状態に陥ってしまうのです。
人間は死後、上図の経過を経て本来の住処である本格的な死後の世界(霊界)に入っていきます。本格的な霊の世界に赴く上で最初に障害となるのが、死の直後に自分の死を自覚できないということです。地上時代の霊的知識の有無によって、死後人間が置かれる状況は異なります。
(2) 死の直後の様子 (死~幽界に入る前まで)
死の眠りから覚めた時の意識状態と、霊的知識の関係
イギリスのブライトンでハシゴから落ちて亡くなったアルフレッド・ヒギンスの死後の様子
ガイド 「こちらの世界へようこそ」
ヒギンス 「ようこそ?私はあなたがどうしてそんな言い方をするのか分かりませんが」
ガイド 「ではあなたは、ここがどこかまだご存知ではありませんね」
ヒギンス 「ええ、私は今この場所がどこか分かりません。
とても楽しい所だと思いますが」
ガイド 「あなたは死んだのですよ」
ヒギンス 「なんですって!」
ガイド 「そうです。あなたは死んだのです」
ヒギンス 「私は死んでいません。どうして私が死んでいるんですか。
私にはちゃんとあなたが見えています。
ごらんなさい。私は死んでいません。
私にはこのようにちゃんと身体もあります」
「500に及ぶあの世からの現地報告」より
「500に及ぶあの世からの現地報告」で伝えられている霊の証言は、死の直後の様子や、主に幽界の環境やそこでの生活についてです。今回は、「死の自覚」についての霊の証言を中心に学びました。地上時代の霊的知識(霊界の存在や自分が霊であることなど)の有無が死後、死の自覚に決定的な影響をもたらすことが霊の証言から分かります。
本日の学習では、“死後の世界”について復習しました。「500に及ぶあの世からの現地報告」を読み返しました。“霊的純化”という言葉が心に残りました。死後の生活の方が長いので、今からその生活にふさわしい霊性を身につけておかなくてはなりません。地上世界で、利他愛をいかにして実践していくか。この一年を通してできたことは、まだまだ少なかったと反省します。しかし、「霊的純化」に向けて、霊的真理を意識した時間を増やすことは今からでもできます。今日気づいてよかったと思います。