読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容と感想

6月の学習内容

スピリチュアリズムの思想体系1 「 死生観 」

6月の読書会は5月に学んだシルバーバーチの「死生観」をもとに、私たちの周りで起こっている「死」に関する出来事や、社会的な風習などについて霊的観点から見てきました。こちらを読まれる方は、5月の内容 スピリチュアリズムの思想体系1「死生観」を参考になさってください。

< 死に類似した現象 幽体離脱 ― 臨死体験・睡眠 >

幽体離脱
手術中や不慮の事故に遭遇した時、霊体が肉体から離れ、シルバーコードでつながれたまま、あの世( 霊界 )に行って戻ってくるという心霊現象。

臨死体験
幽体離脱中の体験を覚醒後に思い出すと、あの世に行って帰ってきた不思議な体験( 臨死体験 )ということになり騒がれることになる。

睡  眠
大半の人間が、睡眠中に幽体離脱をして霊界に赴き、さまざまな体験をして再び肉体に戻ってきている。大半の人間が睡眠中の幽体離脱体験を思い出せないため、自分が幽体離脱体験をしていることに気がつかない。この体験は死後の生活のリハーサルになっており、これによって、死後の生活への準備が進められている。

◆睡眠中の幽体離脱体験は、シルバーバーチによって明らかにされた驚異的事実

< 死に関するさまざまな問題 >
 ― 自殺・死刑制度・安楽死・延命治療・脳死と臓器移植

自  殺
自殺行為は摂理から外れた間違った行為。

※自死を選んだ方の多くは、神様から与えられた生命を自ら絶ってしまった罪の償いをしなければなりません。しかし、その苦しみが罪の償いとなって、霊的覚醒への準備になります。守護霊も、早く目覚めの時を迎えられるようにと、片時も離れず見守ってくれています。さらに霊界では、自殺者の救済を目的とする多くの善霊たちが、全力で救いの手を差し伸べようとしています。霊界では一人ひとりに最適な導きがなされていきますから、いずれ時がくれば、間違いなく救われるようになります。

死刑制度
国家権力による殺人行為。摂理違反。

安 楽 死
治る見込みのない病人を早く楽にしてあげようという思いから、医学的処置によって死に至らせることは間違い。

※苦しんでいる患者さんの姿を見ていると、「早く楽にしてあげたいなあ」と誰もが思いますが、本人は苦しみを通してカルマを切るプロセスを歩んでいたり、何らかの霊的学びをしていることがあります。

延命治療
死に至ることが明らかな患者に、医学的処置をして少しでも死期を伸ばそうとすること。寿命は決まっている。機械で生きながらえさせるのではなく、自然に死を迎えられるようにする(尊厳死)が摂理にあった死である。

< 死に関する社会的因習・宗教行事 ― 葬式・墓 >
 …… 人類の霊的無知を反映

葬 式
この世の形式は一切不要
スピリチュアリズムの霊的事実に基づく葬式とは?
霊界での新しい人生の旅立ちを祝う時。


この世の形式は一切不要。
墓はあってもなくてもどちらでもよい。

❒ 6月 読書会の感想

「睡眠中、あなた方は魂の発達程度に応じたバイブレーションの世界での体験をします。そこでの体験を意識しているのですが、肉体に戻って睡眠中の体験を思い出そうとしても思い出すことができません」と、シルバーバーチは伝えています。以前、睡眠中の「夢」というものに興味があり、ワークショップに参加して夢の意味を解こうとした時期もありましたが、肝心なことは「自分の成長」。神の摂理を正しく理解し、実践していかなければと思いました。

(40代男性 )

 現実の生活の中で、スピリチュアリズムの考えと折り合いをつけながら過ごし、摂理にあった生き方をしていきたいと考えています。先日故人を偲ぶ会が催されて、参加しましたが、平服でホテルの会場ということもあり、明るい空気に包まれていました。故人の思い出の品が飾られていて、楽しいひと時の中でお別れすることができ、とてもよい時間でした。葬儀に参加することが多く、残された者が心の整理をする区切りの時間と考えています。また故人に対しては「おつかれさま、霊界でゆっくり過ごしてください」と声賭けをしています。お墓については、今は故人の霊に語りかけるモニュメントとして考えています。そこを訪れきれいにすることで、故人の霊とゆっくり交流できる場として大事にしています。今はこのようにして現実との折り合いをつけています。

(50代女性 )

「墓は作らない」と決め、遺言書にも書き、反対していた奥さんにも了解してもらい、ほっとしています。

(90代男性 )

今の人生の先には「魂を解放してくれる喜びの時が待ち受けている」という事実があることを思うと、現実の生活で起こる諸問題に前向きに対処し、悔いのないように、他人にも自分自身にも、誠実な生き方をしていかなければいけないと、強く思いました。

(60代女性 )

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