読書会の学習内容と感想

シルバーバーチの霊訓

❏ 読書会の学習内容と感想

11月の学習内容

スピリチュアリズムの思想体系Ⅱ 「 霊的世界観 」霊界と地上人との関係

スピリチュアリズムは人類史上初めて「死後の世界の真実、霊界の様子」を明らかにしました。霊界から地上に降ろされた知識情報は膨大な量に及びます。重要ポイントを正しく理解するために「霊的世界の真実」を3つの観点からアプローチしていきます。

3つの観点とは
① 霊界の本質 ― 人間にとって霊界が存在することの意味
② 霊界の実態 ― 霊界の実際の様子。地上世界とはどのように違うのか?
③ 霊界と地上人との関係 ― 私たち人間は霊界とどのような関係にあるのか?

・6月の学習内容 “ 霊界の本質 ”について こちらから ⇨

・7月の学習内容
“ 霊界の実態 ”の中から「霊界は明るい世界・素晴らしい世界」
「界層世界と霊的グループ」「霊界の支配者」について こちらから ⇨

・9月の学習内容
“ 霊界の実態 ”の中から「霊界での生活」「霊界の宗教」
「霊的成長至上主義」について こちらから ⇨

・10月の学習内容
“ 霊界の実態 ”の中から「人間以外の霊的存在者、天使・妖精」について こちらから ⇨

< 霊界と地上人との関係 > 5項目のうち、今月は①②を学習しました。
① 霊界から地上人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動
② 霊界からのよい働きかけ(1) ― 守護霊
③ 霊界からのよい働きかけ(2) ― 背後霊
④ 霊界からの悪い働きかけ ― 低級霊・邪悪霊
⑤ 善悪どちらの働きかけを受けるか決めるのは人間自身

① 霊界から地上人類全体に向けての大々的な働きかけ ― スピリチュアリズム運動
霊界と地上人との最も重要な関係は、霊界から地上人類全体へ大々的な働きかけがなされていることです。それは霊界主導の「地上人類救済計画」であり「スピリチュアリズム運動」として地上に展開しています。その総指揮を執っているのがイエスです。戦争、貧困、飢餓など地上のさまざまな悲劇は、人類が霊的なこと(神が存在すること、死後の世界があること、人間は霊的存在であることなど)を何も知らないために引き起こされています。人類の霊的無知をなくすため、霊界は地上に霊的真理を降ろしました。「地上人類救済計画」は霊的真理による救いです。霊的真理は交霊会において、霊界通信を通して地上にもたらされました。約60年間続いた「シルバーバーチの交霊会」は、人類救済計画の切り札として霊界が総力を挙げて地上に働きかけたものです。それによって人類が真の救いに至る最高の霊的真理が地上に伝えられました。一人一人が真理と出会い、受け入れ実践していきます。それによって霊的成長をし、個人としての救いが成就していきます。そうした人が一人また一人と増えることで、救いの道が拡大していきます。今、地球上で初めてのスピリチュアリズムによる最大の宗教革命が展開しようとしているのです。
地上で人々が真理を手にするためには、具体的に真理を普及していく人材が必要です。 地上で霊界人と思いを同じくして実際に働いていく人間です。それがスピリチュアリストです。シルバーバーチの交霊会が始まった当初、シルバーバーチの言葉を活字にし後世に残してくれたために、私たちはシルバーバーチの霊訓を手にすることができました。当時のスピリチュアリストが霊界の道具となって地上でリズムを普及してくれたのです。スピリチュアリストは霊界の大霊団の地上の道具、足場なのです。霊的真理を実践しようと努力している人間、スピリチュアリズム運動の本質を知って霊界の道具として働きたいと願うスピリチュアリストは、イエスや高級霊にとって一番身近で頼りになる存在です。

シルバーバーチの言葉
霊的真理に目覚める人の数が増し、大霊の霊力の道具が増えるにつれて、少しずつ 霊的な光明が地上界に行きわたるのです。霊に関わることは慎重な配慮による養成 と進歩を要します。急激な変化は永続きしません。私たちの仕事は永続性を目指し ています。一人また一人と大霊の道具となり、暗闇から光明へ、無知から知識へ、 迷信から真理へと這い出ることによって地上界は進歩するのです。その一人ひとり が物質第一主義の棺(ひつぎ)に打ち込む一本のクギなのです。 

『教え・上』P42/2~後2

② 霊界からのよい働きかけ(1) ― 守護霊
誕生から地上人生を終えるまで、すべての人に一人の守護霊が付き添い、地上の肉親よりも深い愛、見返りを期待しない愛で愛してくれています。地上人は常に守護霊の純粋な利他愛で愛されているのです。ひとりぼっちの人間は誰一人としていません。守護霊の導きの目的は「人間の霊的成長」です。守護霊は、私たちの性格、気質、前世、地上への誕生の目的、カルマの内容、今後の人生行路まですべて知っています。その上で私たちの霊的成長にとってふさわしい状況を作り出し、一人一人に必要な困難や試練を用意します。そして困難を乗り越え成長できるよう、摂理の範囲内でいつも応援をしてくれます。守護霊は私たちにとって生涯の個人教師であり専属の霊的教師なのです。同じ霊的家族のメンバーが再生者の守護霊になることが多いと、シルバーバーチは述べています。霊的家族の上位の指導霊が守護霊を任命します。地上人が守護霊の存在と導きの事実を知っていれば守護霊は働きかけやすくなり、その導きや影響力をもっとストレートに受けられるようになります。守護霊の身元を知る必要はありません。“守護霊さがし”など霊的成長とは関係のないことに強く興味を持っていると、低級霊のからかいの対象になってしまいます。

❒ 11月 読書会の感想

守護霊のことは知りませんでした。自分でシルバーバーチを読んでいても分らないことを読書会では聞けるため、毎回楽しみにしています。

霊的真理を学ぶまでにさまざまな出来事を一人ではなく守護霊と共に歩んできたと思うと、心が熱くなりました。感謝の気持ちを忘れず、これからも神の摂理を学び実践していきたいと思います。

霊界サイドからの働きかけについて漠然としていたものがはっきりし、具体的に理解できました。守護霊を意識できるように、毎日少しの時間でも持ちたいと思います。

読書会に参加し日常を振り返ってみると、困難のあった日、うまく事が運んだ日、穏やかな日、体調を崩した日などあった。どんな日もすべて守護霊と共に過ごしていたと思うと、感謝の思いでいっぱいです。

守護霊について学び、小さい頃から何となく感じていた「厳しい目で誰かに見られている」という思いが納得できました。今までの私の生き方をどう見ているのか、怖くて聞けません。

霊界サイドから大々的な働きかけがあるということを学び、「自分もその道具としてお役に立てるようになれたら良いなあ」と思いました。守護霊の導きがあることは頭では分かっているつもりでも実感がなくて「自分は一人ぼっちだ」と思うことがよくあります。できるだけ守護霊を意識し、感謝して毎日を過ごしていきたいと思いました。「守護霊さんいつもありがとうございます。」

何冊かの本を読み何となくわかった様な気になっていましたが、読書会では初めて知ることばかりで心が温かくなりました。霊界では霊的グループに属すること、守護霊はその霊的グループの中から任命された霊がなることが多いこと、人はいつも一人ではないということ、いつも私たちを見守り導いてくださっていること、私たちの存在価値を最大限に発揮できるように働きかけてくださっていること・・・これからの自分の行動に自信を持てる勇気をもらいました。

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