学習内容
神の摂理と人間の霊的成長
今月は、「神の摂理と人間の霊的成長」について学びました。神は人間が永遠に霊的成長の道をたどるよう摂理を創りました。“霊的成長”は、人生の目的であり人間の宿命です。「永遠の霊的成長の摂理」という大枠の摂理の内側に、さまざまな摂理があります。自ら「神の摂理」に合わせていくことで、人間は霊的成長を達成することができるようになります。日常生活で“神の摂理”に合わせる努力を通して、共に“霊的成長”を目指していきましょう！
皆さんは地上という進化の途上にある世界における進化しつつある存在です。その地球は、(中略)あらゆる事態にそなえた法則によって支配されております。その法則の枠外に出ることはできないのです。あなたの生命、あなたの存在、あなたの活動のすべてが、その法則によって規制されているのです。あなたの思念、あなたの言葉、あなたの行為、つまり、あなたの生活全体をいかにしてその法則に調和させるかを、あなたみずから工夫しなければならないのです。
『地上人類への最高の福音』Ｐ169／5～12
今回の読書会は、霊的成長のための内容、そして祈り、望みに関する多岐にわたる教訓を学べた時間となりました。神への直接的な願いごと(ご利益)などの行為は間違いであり、神が創造された摂理に対して向き合う姿勢こそが正しい道であると納得しました。因果律は、単なるカルマとして表に出ているのではなく、そこには霊優位の法則、利他性の法則、自己犠牲の法則、両極性の法則、償いの法則など神の創られた法則が関わっていて、人間の霊的成長のために創られた神のご意思が秘められている深淵さを感じました。「同胞のために役立つことをしている時、大霊の無限の腕に抱かれ、その愛に包まれ、それが完全なる安らぎをもたらしてくれます」このシルバーバーチの言葉を、これから私の祈りのウォーミングアップとして唱えていきます。「大霊の摂理と調和しているから安らぎがあるのです。それ以外に安らぎは得られません」“大霊の摂理と調和する”という境地を、一日も早く得て、自信と安らぎを感じたいと思います。